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生協公式アカウント様から「いいね」いただきました。
何と!この記事をツイッターにて紹介したところ「日本生協連【公式】」様から「いいね」いただきました!
日本生協連【公式】様ありがとうございます~!
生協とコープとパル システムの違いを徹底比較
生協とパルシステムとコープ、店舗と宅配の違いは?
うなぎこです。生協とコープって何?どう違うの?というそもそもの疑問を持っている人も多いことから、今回は生協/コープに関して紹介してみようと思います。
なんとなく「安心・安全な食品を扱っているお店」という理解で、意外とそれぞれの違いって知りませんよね。
生協(COOP)の組織とは?おうちコープ、コープデリ、宅配サービス、それぞれの違いは?
生協とは生活協同組合(英Consumers' co-operative)の略称で、一般市民による協同組合のことです。どこか1つの企業や団体を示すものではありません。生協と呼ばれる協同組合は全国にたくさん存在しています。CO・OPは英語のco-operativeの略称です。
生協は日本だけでなく、世界中に存在しています。
日本では、生協を援助するために、生協法と言われる消費生活協同組合法(昭和23年7月30日法律第200号)という法律が存在しており、これに基づいて生協は設立・運営されています。消費者は組合員として、出資金を出すことにより参加しており、生協はこの出資金により運営されています。
また、この出資金は脱退時には返金されます。
本来は組合員だけの組織なのですが、実店舗を持つ場合は組合員でなくても利用可能なケースがほとんどです。その場合の組合員の特典として、実店舗では割引などの特典をもらえる場合も多いです。
事業としては、食品や日用品の販売を中心に、共済から生活サービス全般まで幅広く対応しています。事業は営利目的ではなく、消費者の生活を豊かにするために運営されています。消費者の消費者による消費者のための運営などとも言われます。
特に、食品や日用品の販売事業は、店舗の他、配達事業も多く手掛けています。
組織詳細
生協は47都道府県に存在していますが、その生協を束ねる組織も存在します。
日本生活協同組合連合会(日本生協連)はその最大規模のもので、各地の生協など約500の生協が会員となっています。
生協の生協という感じですね。
その他に、生協同士による事業連合も多々存在します。
コープデリ生活協同組合連合会、ユーコープ事業連合、東海コープ事業連合、コープきんき事業連合や生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、パルシステム生活協同組合連合会などは有名だと思います。
大きく分けると、「コープ系」と「個別生協系」に分けられると思います(言い方は独断で言っています。)。
それぞれの特徴としては
コープ系:品数多い、安い、検査基準は国基準
個別生協系(パルシステムなど):コープより厳選した製品、少し高い、国より厳しい検査基準
というイメージだと思われます。
コープ製品
各コープ店舗にて売られているCO-OPのマークの付いた商品、これは「日本生活協同組合連合会のPB商品」なんです。つまり下の図のように、国内のコープであれば同じ商品を買えるケースが多いと言えます。
一方、各生協にて独自のPB製品も開発しており、販売しています。この場合は、その生協でないと購入不可能な場合がほとんどです。
基本的にCO-OP製品は消費者からの意見を元に企画されていることから、安心・安全を謳う製品がほとんどだと思います。また、使用可能な添加物の量の規格などにより、製品のグレードも分けられています。
宅配事業
今でこそネット通販は当たり前ですが、生協はネットが普及する前から宅配事業を行っていました。
そのノウハウと使いやすさからか、今年(2021年)の5月に行われたネットスーパーの調査では、
1位おうちコープ
2位コープデリ
4位パルシステム
と上位を独占していました。
https://netshop.impress.co.jp/node/8815
それぞれのすみ分けを絵に描くと、下のような感じです。
コープ系と個別生協系、両方とも宅配事業には力を入れています。上でも書いている通り、商品数とコストを重視するならコープ系、品質を重視するなら個別生協系を選択するといいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?生協って一言で言っても、色んな団体が存在しているんですね。
厳選した産地の食材を安心して購入されたい方は、コープをおススメします。コープは、産直にこだわったり、独自の減農薬基準を定めたり、自前で分析所を設立したりなど、食の安全をとても重視しています。特に、忙しい子育て世代には宅配サービスがおススメです。
宅配サービスは、まとめて注文しなければなりませんけど、まとめて自宅まで運んでくれるので買い物に出かける時間を節約できます。注文もネットから簡単に行えます。注文の手間は日常品なことから、例えば牛乳は毎週2本の定期便を利用するなど、ある程度パターン化可能ですよ。
注文方法も、紙のカタログ、Web、スマホアプリなど、様々な方法から注文可能です。
無料にて詳細資料はもらえます。下記のリンクからこの機会に是非とも資料請求を行ってみてください。この記事でも紹介しているように、コープは生協(非営利の組織)なので安心して資料請求も行えます。もらえる資料の情報はきっと参考になると思います。
北海道の方はコチラ
コープさっぽろ(北海道全域)
札幌だけでなくて、北海道全域をカバーしています(一部対象外地域はあります。)。
東北地方の方はコチラ
みやぎ生協(宮城)・コープふくしま(福島)
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関東地方の方はコチラ
①パルシステム(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、山梨、静岡、新潟)
パルシステムは1990年設立。てんそばの実家はこの時期から今までずっと加入しています。
産直にこだわり、380以上の産地をパートナーとしています。すごい数ですね。
加工食品も安心の国産原料を優先して使用しています。
産直原料使用商品の数は505点と豊富です(2020年3月時点)。
独自の「商品検査センター」を持ち、そこにて微生物、残留農薬、放射能、アレルギー物質などを検査しています。それぞれ国の基準をクリアすることはもちろん、商品によってはそれ以上の基準にて検査を行っています。
また、パルシステムの商品はコア・フードとエコ・チャレンジという栽培基準を設けており
それぞれ
コア・フード
有機JAS認証を取得した農産物を採用。
エコ・チャレンジ
化学合成農薬、化学肥料を慣行栽培基準の1/2以下に削減した農産物を採用。
という厳しい基準を設けています。
毎週あらかじめ夕飯のメニューを決められないよ~という方には「3日分の時短ごはんセット」など、セット商品も販売しており、これらを使えば毎日の夕飯メニューにも困りません。
②コープデリ(東京、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、長野、新潟)
コープデリは1992年設立、組合員数約510万人と、非常に大きい組織です。
産直に関しては、469産地849品目(2017年レポートより)と豊富な産地と契約しています。こちらもすごい数ですね。
こちらも独自の「コープデリ商品検査センター」を持ち分析を行っています。対象は微生物、遺伝子、残留農薬、アレルギー、残留動物用医薬品、食品添加物、ヒスタミン、かび毒、放射性物質、栄養成分とかなり多岐に渡ります。
大規模分析センター並みですね。本当にこれだけの項目を対象とするのはすごいと思います。
輸入食品に関しても、「園地指定」というラベルも用意しており、輸入農産物でも産直の基準に準ずる商品は「園地指定」ラベルにて販売されています。
産直商品は、パッケージに「産直」マークを入れてわかりやすいようにしています。
また、コープ商品の品質管理基準を満たした商品には「CO・OP」マークを入れています。
さらに、有機栽培農産物や特別裁判農産物の商品には、「グリーン・プログラム」マークを表示しています。
産地指定や、特定の栄養分を取りたい食材などの商品には、コンセプトや特徴をわかりやすく表示したラベル表示が行われており、商品選択に役立ちます。
パルシステムは独自基準のプライベートブランド(PB)商品が充実しています。
コープデリは豊富な品ぞろえとおサイフにやさしい商品の取り扱いが特徴的です。
③おうちコープ(神奈川、静岡、山梨)
コープデリで対応していない関東地域の方は、このおうちコープを検討してみてください。基本的にはコープデリとほとんど同じ規格の商品やサービスを取り扱っています。
また、下記のキャンペーンも行っています。
いま始めると宅配サービス料が最大8週連続「0円」
人気商品が初回最大「30%オフ」
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複数の生協の対象地域にお住まいの方は、それぞれの資料を取り寄せて、比較してみると面白いと思います。
東海地方の方はコチラ
コープぎふ(岐阜)・コープあいち(愛知)・コープみえ(三重)
関西地方の方はコチラ
コープきんき事業連合(滋賀、京都、奈良、大阪、和歌山)
コープきんきは2003年に設立、会員数220万人とこちらも大きな組織です。
宅配利用者は100万人以上利用しています。
宅配は食品を中心に生活用品まで毎週4,000点以上の商品を取り扱いしていて、
レシピやおいしい裏技を紹介する「キッチン・メモ」という情報カタログも毎週発刊しています。
「産直の5つの基準」に沿って産直団体と契約しています。
対象は
農産部門の生鮮食品
米
農産部門の生鮮食品を用いた加工品
水・畜産部門の生鮮食品と、産直品を原料にした加工品
と多くの範囲をカバーしています。
これらは品目ごとに「商品栽培仕様書」を作製して年次で点検と更新を行っています。
こちらも独自の商品検査センター「コープ・ラボ」を持っています。商品検査として、微生物、食品添加物、アレルゲン、残留農薬、ヒスタミン、DNA、放射能とこちらも大規模分析センター並みの分析を行っています。また、その結果をHPにて公表しており、食の安全に対する強い取り組みを感じられます。
輸入品に関しては、海外の工場でも生協の職員による立ち合い確認や点検を行っています。
さらに、輸入時に国内でも検査を行って品質を確認しています。
滋賀、京都、奈良、大阪、和歌山の方はぜひ資料請求を行ってみてください。きっとお役に立てる情報が入っていると思います。
コープを紹介した記事はコチラ
(うなぎこ)