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【豆知識】食品表示から見た豆知識

coffee

うなぎこ

アラフォー食品表示診断士。中級食品表示診断士、衛生検査技師取得
10年程食品分析会社→ 食品表示規格業務に3年以上従事
実家は建築関係の会社を経営、プライベートで注文住宅3棟に携わる。
これまでに海外はアメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアなど夫婦合計約15ヶ国は経験しています。
夫も技術系。小学生の娘2人。

【豆知識】食品表示から見た豆知識

【豆知識】食品表示から見た豆知識いくつか

今回は、皆さんが普段あまり意識していないかもしれない
食品の成分表示からわかる豆知識を紹介します。

①コーヒーフレッシュは「ミルク」じゃない。

コーヒーを飲むときに入れる「コーヒーフレッシュ」。実はこれは乳製品ではないものも多いって知っていましたか?
このコーヒーフレッシュのほとんどは、乳製品ではなくて、植物性油脂製品なんです。油に乳化剤(乳製品ではありません)を加えて均一化させて白濁させて作ります。これに香料を入れて牛乳っぽくします。

coffee

常温で保存可能なのもこういう理由からなんです。

粉末タイプのクリープとかは、乳製品として牛乳由来を売りにしています。
何となく、粉タイプよりも液状タイプの方が乳製品っぽいようなイメージを持つ人が多いですけど、実際はその逆なんです。

②かき氷シロップはどれも同じ味。

かき氷シロップの食品表示を見ると、「果糖ブドウ糖液糖」に「香料」とかが加えられているものが多いです。つまり、「味は同じで香りが違うものが多い。」とも言えます。

shaved ice

味覚には、匂いも大きな役割を占めています。目を閉じた状態で、鼻をつまんで何か食べると
意外と何を食べているかわからないのではないでしょうか?

ものを食べたときに、口の中から鼻に抜ける空気に乗って香ることを
「戻り香(こう)」とかと言って、食品の開発時にパラメーターの1つともされているみたいです。

この戻り香、分析とかはデジタルではなくて、鑑定士のような人が実際に食べたり飲んだりしてそれを数値化するケースも多いみたいです。デジタルじゃないんですね。

③ウインナーは豚肉じゃないものも多数。

ウインナーというと、豚肉を想像する人がほとんどだと思います。
でも、食品表示をよく見ると、鶏肉と記載されているものもいくつかあります。
今度いつも食べているウインナーの袋をよく見てみてください。

sausage

また、ウインナーは過熱済のため、袋を開けてそのまま食べれます。
火を通さないと食べれないと思っている方も多いんじゃないでしょうか?
「加熱食肉製品」と記載されているものは、袋を開けてサラダにのせて食べるとか可能なんですよ。

ただ、生ウインナーなどはこの限りではなく、火を通さないと食べられないので注意してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?結構知っている人も多かったかもしれません。
面白かったら次回にまたこのような豆知識を紹介します。

(うなぎこ)

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うなぎこ

アラフォー食品表示診断士。中級食品表示診断士、衛生検査技師取得
10年程食品分析会社→ 食品表示規格業務に3年以上従事
実家は建築関係の会社を経営、プライベートで注文住宅3棟に携わる。
これまでに海外はアメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアなど夫婦合計約15ヶ国は経験しています。
夫も技術系。小学生の娘2人。

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