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冷凍うどんのコシの強さの秘密【豆知識/食品表示】のコシの強さの秘密【豆知識/食品表示】
うどんの豆知識
うなぎこです。前回は蕎麦の秘密を紹介してみました。今回は食品表示から見たうどんの秘密を紹介しようと思います。うどんも蕎麦に負けず劣らず美味しいですよね。
我が家では地域の地粉うどんか冷凍うどんをよく食べています。
前回の記事はコチラ
冷凍うどん
スーパーで売っている「冷凍うどん」。保存も効いてストックしておくととっても助かりますよね。でも何であんなに本場の讃岐うどんなどに劣らず、モチモチでコシが強いのでしょうか?安いし冷凍なのに、ちょっと信じられないと思う人も多いんじゃないでしょうか?
冷凍うどんの秘密
その秘密を解くべくパッケージ裏面の食品表示部分を読んでみます。食品表示を仕事にしていると、どうしてもそこに目が行ってしまいます。
ふむふむ、原材料を見ると
「タピオカ澱粉」
と記載されています。
タピオカ粉を入れていたんですね。だからツルツル、モチモチな触感を味わえるわけです。
食品表示からの分析
比率までは食品表示からはわからないので、少し調べてみました。すると、だいたい10~20%タピオカ澱粉を入れるケースが多いみたいです。結構な量ですね。
今でこそタピオカブーム(一時期よりは少し落ち着いた?)ですが、タピオカ自体はかなり昔から日本でも食べられていました。タピオカの原料はキャッサバというイモの一種で、このキャッサバから製造された粉をベースにした食べ物を主食にしている国も多くあります。
国によってはポテトチップスのように、キャッサバチップスとしてお菓子にしているところもあります。食べたこともあるんですが、チップスのイモ自体はクセの少ないシンプルな味でした。
余談ですが、このような海外のスナック菓子は、少し湿気っているものもあります。日本のパッキングの技術はすごいレベルだと思います。
タピオカ澱粉を入れるといいこと尽くめのように思えますけど、一方、うどんは小麦の風味を楽しむものですので、タピオカ粉が入ると風味を損なってしまうのも事実だと思います。
とは言え、お手軽に数分レベルで調理可能で、あれだけのクオリィテイの冷凍うどんは忙しい皆さんの強い味方だと思います。これもある意味現代の技術の1つなのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?前の記事で紹介したように、匂いと味は深く関係しています。冷凍うどんもタレや薬味などと一緒に食べたり、サラダうどんなどにした場合、その風味の違いを果たしてどれだけの人がわかるのでしょうか?
匂いに関しての記事はこちらの記事のかき氷シロップの箇所に紹介しています。
私は冷凍うどんは好きで、結構食べています。
(うなぎこ)